Born:1935 私が聴くブルースの女性ボーカルは、ビッグ・ママ・ソートンと、このココ・テイラーくらいなのですが、(他にもブルースをやる女性ボーカルを聴きますが、ブルース一筋的なのはこの二人と思います)年代的に、この人の方が親しみやすかったです。 1963年に「Wang Dang Doodle」でデビューしました。ウィリー・ディクソンがハウリン・ウルフに作った曲で、ココ・テイラーはR&B風に仕上げています。これが大ヒットしました。 ブルース・ブラザーズ・2000にも出てましたね。かなり目立っていました。とにかくパワフルです。最近のは聴いていないのでわかりませんが、若い頃の上2枚は70年代の録音で、マイティ・ジョ-・ヤングとサミー・ローホーンのギターやバンドも良いです。 1番下は80年代半ばのライブ盤で、2人のギター(知らない人)がなかなかカッコイイので好きです。1枚と言うなら、ベスト盤が良いでしょう。
ウィリー・ディクソン(WILLIE DIXON)
名ベーシストでプロデューサー、コンポーザーとしても凄い人
Born:1915 : Died:1992 チェス・レコードの多くのブルースマンの曲を書き、ベースを弾いてきた、戦後のシカゴ・ブルースの最重要人物の一人です。マディ・ウォーターズやハウリン・ウルフはもちろん、リトル・ウォルター、チャック・ベリー、ボ・ディドリーと言った人達の曲も多く書いています。もちろんベースもかなり参加しています。 ミシシッピー州ヴィックスバーグで生まれ、ゴスペルの環境で育ったようです。その辺りがバリエーションのある作曲に出ているのかもしれません。ブルースに限らずR&B的なもやロックン・ロールも沢山作っていますからね。 1936年にシカゴに出てプロボクサーを目指したらしいですから凄いです。かなりのところまで行ったようですが、金銭トラブルなどで4戦でやめたようです。39年からベースを弾き、バンドを結成し41年までクラブなどで演奏していましたが、徴兵拒否で逮捕されると言うアクシデントで、何年か服役しました。 出獄してから再度バンドでクラブ廻りなどをして、47年にはコロンビア・レコードと契約していますが、リリース状況はわかりません。ブルース・バンドというのではなく、ポップな曲などもやるバンドだったようで、50年代の初め頃まで活動したようです。 その一方で、マディ・ウォーターズとも知り合い、ブルース・セッションもやったりしていたようで、サウス・サイドのクラブでセッションをした時、クラブのオーナーであったチェス・レコードの社長、チェス兄弟と会ったようです。 53年頃からチェス・レコードで活動を始め、自分名義の録音などもしています。しかし彼の本領は作曲とプロデュース・アレンジなどにあり、ざっと挙げても「Hoochie Coochie Man」「Evil」「Wang Dang Doodle」「The Seventh Son」などの名曲があります。 また、どれほどの影響を与えているかはわかりませんが、一時期チェスを離れ2年間程「コブラ・レコード」に在籍していました。有名なコブラ・セッション56年、57年頃のオーティス・ラッシュの曲でもベースを弾いています。「I Can't Quit You Baby」を書いたのもディクソンで、ラッシュもこの曲には凄く感謝しています。 |