パワーブルース

メンフィス (MEMPHIS)

メンフィス (MEMPHIS)のR&B

メンフィスは南部と北部の都市の中継点で、いろんな人が行き来した都市ですから、きっと面白い状況が沢山あったのではないでしょうか。スタイルを見ても、ブルーズは勿論の事、ウエスト・コースト的な感じがあったり、泥臭さと都会的な感覚が一緒になったような感じがします。60年代になって出てくる、ソウルも『スタックス』『ハイ』に代表されるように、洗練されきれていないところが魅力です。

メンフィスではR&Bの少し後の世代が多く活躍しました。カンサスやテキサスのジャンプ・ブルース、「ルイ・ジョーダン」や「T・ボーン・ウォーカー」は1910年頃の生まれです。、それよりも一回り以上年下の、B・B・キングと同じ世代の1925年前後生まれの人達です。1950年頃に多くの優れたブルースマンが集まります。

ただ、日本ではシカゴ・ブルースほどには紹介されなかったですね。B・B・キングだけは有名でしたが、ボビー・ブランド、ジュニア・パーカーと言った人は、日本盤が出るのはかなり遅かったと思います。私のもほとんど輸入盤でした。

アメリカではビッグなスターで、ステージも大きいところをやっていました。ライブ・ハウスというよりも、クラブやホールなどですね。たとえばマジック・サムの「スィートホーム・シカゴ」のテイクもジュニア・パーカーがお手本と思いますし、エルヴィス・プレスリーも随分と参考にしたはずです。「ミステリー・トレイン」もカヴァーしてますしね。

ロスコー・ゴードン

ロスコー・ゴードン

The Very Best of Rosco Gordon: Just a...

VERY BEST OF ROSCO GORDON-JUST A LITTLE BIT
ROSCO GORDON

スタンダードとして多くの人にカヴァーされた、"JUST A LITTLE BIT"のオリジナルヒットがあります。50年代初め頃に『ビール・ストリーターズ』なるバンド(ただの音楽仲間の集まりかも?)のリーダー的存在だったらしいです。

一緒に演奏していたのかはわかりませんが、BBキング、ジュニア・パーカー、ボビー・ブランド、ジョニー・エイス等がそうらしいですから、すごい顔ぶれです。

ジョニー・エース

ジョニー・エース

Memorial Album 

MEMORIAL ALBUM
JOHNNY ACE

この人は、ルシアン・ルーレットで自分の頭を打ち抜いて、54年に23才で亡くなりました。52年のデューク・レコードからのデビュー" MY SONG "のR&BチャートNo.1ヒットを出して、その2年後の事です。

53年に"HOUND DOG"のヒットを出した、ビッグ・ママ・ソートンとツアーをしたりしています。死んだ時も、ソートンはどこか近くでライブでもやっていたらしく、後で現場を見たそうです。

いずれにしても録音はこれくらいしか無いのではないかと思います。"PLEDGING MY LOVE"は素晴しいバラードです。

ジュニア・パーカー

同じものはまず無いと思います。良い感じのを探しました。
Mystery Train

I'm So Satisfied: The Complete Mercury &...  

 

THE LEGENDARY SUN PERFORMERS
JUNIOR PARKER

とにかく上手い人です。歌はスムーズにコントロールされ、惚れ惚れします。エルヴィス・プレスリーで有名な"Mystery Train"は彼の曲です。

サニーボーイ・ウィリアムソン二世から教わったらしいハーモニカも、アンプ増幅しない「生の音」で、これもなかなか良いです。本人はそれほどハープはやりたくなかったらしいですが、上手いものは上手いです。

50年代前半から、『モダン』『サン』などで録音してます。これは、その頃のもので、『サン』録音の8曲が入ってます。"Mystery Train"も入っています。

72年に39歳で亡くなりましたが、非常に惜しまれました。 B面は"BILLY LOVE"と言う人が入っている抱合せ盤ですが、この人も良いです。

ジュニア・パーカーボビー・ブランドのページでも紹介してます。

アイク・ターナー

どうしても、元奥さんのティナ・ターナーとのアルバムが多いですが、何とかこれに近いのを見つけました。
Rhythm Rockin' Blues

I'M TORE UP
IKE TURNER'S KINGS OF RHYTHM

50年代半ばのものですが、ソリッドなギターを弾く人です。60年代に、ソウル歌手のティナ・ターナーとの夫婦デュオで有名でしたが、こちらが先です。

この人も『ジョニー・オーティス』の様に、いろんなところで見かけます。シカゴ・ブルーズのアルバムに参加してたりします。レコード会社のスカウトマンもやっていて、いろんな人のレコーディングでバッキングをやったりしていました。

オーティス・ラッシュの曲にも参加してたりします。この人は最近もキーボードを弾きながらバンドをやってます。器用なんでしょうね。

でも、ティナ・ターナーの自伝映画を見た時は、暴力的でイヤになりましたね。ギターもソリッドな音で、キレまくりのフレーズやトレモロ・アーム(ストラトキャスター)をガンガン入れてきますが、私生活もキレテいました。

でもこのアルバムのギターは凄い!

ビッグ・ママ・ソートン
(ウィリー・メイ・ソートン)

ビッグ・ママ・ソートンの WITH THE CHICAGO BLUES BAND

これを含む2オン1です。かなりお得
Ball N' Chain

内容がわかりかねるのですが、一枚聴いてみてください。
Hound Dog: Essential Collection
Sassy Mama!

SHE'S BACK
WILLIE MAE "BIG MAMA" THORNTON

50年代に「ハウンド・ドッグ」のヒットを持つ「ビッグ・ママ・ソートン」は、ブルース・ウーマンとしては「ココ・テイラー」とともに、私のお気に入りの人です。エルビス・プレスリー、ジャニス・ジョップリンなども彼女の曲をカヴァーしています。

この人は元々メンフィスでも早くから活躍していて、ジョニー・エースとパッケージ・ツアーのようなこともやっていたようです。ジョニー・エースがロシアン・ルーレットで、自分自身の頭をピストルで打って死んだ時も近くの店で歌っていたらしいです。

上のアルバムはシカゴのマディ・ウォーターズのバンドやバディ・ガイのバンドなどをバックに録音されたもので、65~67年頃のものです。2イン1ですから、どちらのアルバムと言う事はありませんが、私としては、マディのバンドの方が気に入ってます。

オーティス・スパンのピアノがかなり存在感があり、ハープもコットンとビッグ・ウォルターの強力なもので、このコーナーの最初に紹介した、「ジミー・ロシャース」のアルバムのメンバーの10年後くらいのサウンドです。メンフィスも良いですが、最高のシカゴサウンドでの歌も、また最高です。

53年に"Hound Dog"のヒットがある人で、後にエルヴィス・プレスリーがカヴァーしました。また、ジャニス・ジョプリンの"Ball N' Chain"もこの人のカヴァーです。後にシカゴのマディ・ウォーターズ等をバックに録音したのも良いです。

ホーム

サイトマップ

R&B系

ブルースメニュー

ブルース補助

ブルース2004年更新

ブルース・その他

Flash Player 最新版は、ここで。

Flash Playerインストール

リンクフリー
リンクバナー

ページトップへ↑

--Copyright(C)2002-2005 yi355 All right reserved--